茨城の外食チェーンが民事再生法(続報)

民事再生法を申請したのは株式会社NTB(エヌティービー)らしい。

和食・洋食・中華と総合外食業を展開。ちゃあしゅう屋(らーめん専門店)FC〔フランチャイズ〕事業、古潭(ファミリー中華)FC事業、あじゃらん(本店:うまいもん屋、神立店:焼肉、炙り焼き)FC事業、珈琲哲學(珈琲.PIZZA)、夢浪漫(洋食)FC事業、さすが家、かぐや姫(和食)FC事業

多業態展開していた会社。

さらに追記 社員ブログのようです。→http://yoshi.gururi.jp/

● (株)エヌ・ティー・ビー 飲食店経営、FC本部 [茨城]


 (株)エヌ・ティー・ビー(水戸市河和田1-1509-2、登記上:水戸市大塚町1958??23、設立平成1年10月、資本金9259万円、古徳勉社長、従業員85名、パート550名)は11月30日、水戸地裁民事再生手続開始を申し立て12月4日開始決定を受けた。申立代理人佐藤浩史弁護士(名古屋市中区丸の内1-17-2、電話052-232-3731)、監督委員には植崎明夫弁護士(水戸市南町1-3-23、電話029-226-0900)が選任されている。負債は約18億8000万円。


 同社は平成1年10月に設立された飲食店経営会社。当初は古徳社長が代表を兼任する(有)古潭(創業昭和46年11月、設立昭和61年1月)の直営店及びFC店への食材供給、不動産管理を手掛けていたが、平成14年5月に(有)古潭、(株)フューチャーズ(宅配寿司「まぐろ屋一番」経営)を吸収合併した。  以降は直営店の運営が主体となり、ピーク時にはラーメン店「ちゃあしゅう屋」を中心に中華料理店、洋食店、カフェなど35店舗、FC店11店舗、関係会社の経営店が6店舗の合計52店舗を経営していた。


だが、同業との競争激化などから不採算店を中心に統廃合、34店舗に縮小して平成18年4月期は年商27億2000万円にとどまり、低収益から資金繰りも悪化していた。  また、ラーメン店は比較的順調に推移していたものの、つくば市などに出店した洋食店4店舗の経営不振から資金繰りがさらに悪化、現状での自力再建は困難として民事再生による再建を目指すことになった。なお、今後は店舗を19店まで減らして再生を図りたいとしている。