オイルバリュー、ミールバリューについて
オイルバリュー、ミールバリュー
一定量の原料から生産される油とミールの総価額に占めるそれぞれの価額の相対比。原料を圧搾する場合の大まかな採算性の目安になる。
大豆や菜種を搾る時には油と粕(ミール)が必ずできる。(=連産品)油粕 - Wikipedia
油が必要だからと次から次へと絞っていると粕も同じだけできてしまう。正しくは大豆100に対して油20と粕80(重量比)が出来る。粕の消費量は増えているわけではないので、粕の生産量だけが増えれば粕は値崩れを起こ す。
先ほどの重量比を価格比に直すと従来はだいたい
大豆100に対して油35と粕65 くらいが平均なのだが、搾り過ぎで粕が値崩れすると
大豆100に対して油45と粕55 になるように油の値段を調整する必要が出てくる。
現在はバイオ燃料の需要増で、
搾油量の増加=粕余り=粕の値崩れ=油価格の値上げ
という図式になっている。
この価格の相対比をミールバリュー、オイルバリューと言う。
使い方
「オイルバリューが40%を超えてしまっているので油製品の値上げをしないと採算割れします。」
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